HEL社

  • 連続フローによる水素添加&高圧反応のスクリーニングと最適化

    FlowCATは、連続フローの水素添加及び高圧触媒反応のスクリーニング及び最適化を効率よく行うことができます。温度制御した試験容器へガスと液をリアクターへ供給することにより、生成物が得られます。圧力、温度、液/ガスの供給速度は、ソフトウェアにより制御でき、それぞれの反応条件を試験中に変更できます。新規化合物のスクリーニング、新規触媒による収率の最適化及び少量生産に適用できます。

    • 反応温度:最大300 ℃
    • 反応器の直径:6又は12 mm
    • 反応容量:3又は12 mL
    • 反応圧力:最大100 bar (オプション 200及び300 bar)
    • 供給:1 ガス、1 液
  • コンパクト&シンプルな熱量スクリーニングユニット

    化合物の熱的安定性の評価ができます。温度と圧力を同時測定するため、従来のDSC/DTAのスクリーニングより多くの情報が得られます。TSuは、卓上型装置であり、サンプルは粉体又は液体が測定可能です。また、1 mLから8 mLのサンプルセルを使用して、代表サンプルと反応混合物の試験を行えます。

    • 最高温度:400 ℃、最高圧力:200 bar、昇温速度:0~10 ℃/min
    • DSCスクリーニング装置の代替として使用可能
    • データ解析が自在
    • 温度、圧力をPC制御可能
    • テストセルの材質が豊富
  • 安全なプロセスのスケールアップのための測定装置

    安全で効率的にプロセス開発するためのシュミレーション反応装置です。Simularは、可能な限りプラントをシュミレートできます。熱量測定は、ヒートフロー方式又は入力補償方式で測定できます。

    主に以下の検討ができます。
    ・プロセスの最適化(収率、反応時間、)
    ・プロセスの安全性評価(反応原料の蓄積等)
    ・スケールアップ評価(熱移動、冷却能力)

    • 反応条件が多様
    • 反応熱量がリアルタイムでモニター可能
    • 原料フィードが可能
    • サンプリングが自在
    • 様々なセンサーを接続可能
  • 断熱条件下での反応熱及び圧力の測定装置

    ダウ・ケミカル社が開発したARC®(断熱型反応熱量計又は加速速度熱量計、暴走反応熱量計)を改良し発展させた製品です。コンパクトで発熱を高感度で自動検出します。サンプルの撹拌が可能で、サンプルの温度を直接モニターできます。サンプルは、粉体及び液体が使用でき、セル容量や材質の特注ができます。また、バッテリー試験用の特別モデルもあります。

    • 多様なテストセルを使用可能
    • サンプル温度を直接モニター可能
    • サンプルの撹拌が可能
    • 自動校正が可能
    • 低温で熱安定性試験が可能
  • 化学プラントでの発生熱量と圧力のシュミレーション装置

    大きな化学プラントの熱挙動を10-100 mLのサンプルでシュミレートする反応熱量計です。総熱容量が低い(Low Phi-factor)データを得ることができます。
    Phi-TECⅡから、以下の検討が行えます。
    ・Phi-TECⅠ及びTSuと同様のデータ
    ・正確な発熱の開始温度
    ・DIERS RELIEF LINE SIZINGに適した暴走データ
    ・ベント挙動の決定(ガス、温度)
    ・フロー管理の決定(単相又は二相)
    ・最大反応速度までの時間

    • 多様なテストセルを使用可能
    • サンプル温度、圧力を直接モニター可能
    • サンプルの撹拌が可能
    • サンプルの供給が可能