Dr.-ing. Dietmar Schulze
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リングせん断試験機 RST-XS.s
18局参考情報のせん断セル法、粉粒体の流動特性の評価に最適です!
粒径1.5 mmまでの粉粒体や固体バルクの流動特性を測定できます。今までの装置に比べ、コンピューター制御のため操作が簡単で、かつ堅牢高精度です。 サンプル量は、3.5-70 mLと少量で装置もコンパクトなので、粉粒体を取り扱う研究所や工場の卓上での使用に最適です。このRST-XS.sは、凝集力、内部摩擦(粒子間)、壁面摩擦(粒子と壁)、および圧縮性(圧力の関数としてのかさ密度)を測定可能です。
ASTM D6773に準拠!
- 製品の開発や特性評価、品質管理に
- アーチングやラットホールなど工程異常のトラブルシューティングに
- マスフローホッパーの設計パラメータの決定に
- 操作方法は簡単で、測定時間も1検体、約20 分
- サンプル量は3.5, 9, 70 mL(標準は30 mL)
- 第17局日本薬局方の参考情報(粉体の流動性 4.せん断セル法)に記載
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流動化偏析テスター
流動化した粉粒体の偏析の傾向の試験に!
気流によって流動化した粉粒体の偏析の傾向を約10 mLのサンプル量で試験できます。流動層では、一般的に微細粒子は長時間空気を含むため上部に留まり、密度の大きな粗大粒子は下部に集まり偏析を起こす傾向があります。ミキサーで混合した後や、充填排出する場合、空気輸送する場合に流動化による偏析を起こす可能性が高まります。
ASTM D6941-03 に準拠
- 粉粒体バルクに通気したときの偏析をシュミレーションできます。例:容器への充填、急速混合、空気輸送など
- 異なるマテリアルによる偏析を比較できます。
- コンピューターによるガスフローコントロールで、オペレーターに依存しない再現性の高い試験が出来ます。
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シフティング偏析テスター
粉粒体のふるい分け効果による偏析の傾向の試験に!
Sifting(ふるい分け効果)による偏析の傾向を約50 mLのサンプル量で試験できます。Sifting(ふるい分け効果)による偏析とは、粒径の小さい粒子が大きな粒子の間を通過して起きる最も一般的な偏析現象です。このメカニズムは、粉粒体が異なる粒径で構成され、粒子間の動きがある場合、例えば充填や移送などの工程に最も発生する可能性が高くなります。
ASTM D6940-03 に準拠
- ホッパーから自由流動性粉粒体を排出する際のside-to-sideの偏析をシュミレーションできます。
- 充填/排出サイクルを通した偏析を知ることができます。
- 異なる粉粒体による偏析を比較できます。
- 充填/排出サイクルを繰り返すことができます。
- 通常、マスフローとファンネルフローの両パターンの試験が可能です。